オールドバカラ 花鳥図花瓶

1867年に開催されたパリ万国博覧会には日本も参加していました。その後、ヨーロッパを中心にジャポニズム(日本趣味)が席巻しました。冨と文明の歴史を示す万博に、バカラ社も日本趣味の作品を多く出品しました。

本作品は、一見する陶器のように見えますが、透明クリスタルで乳白色の色合いを出す技法(オパーリンクリスタルガラス)の素地に、金彩で華やかに花鳥を描いています。絵に奥行を付けるために銀彩も使用し、バカラの職人の感性の高さを感じさせ、時代を象徴する大変美しい逸品です。ジャポニズムの影響力と、バカラ社の崇高な挑戦が感じられます。

 幅16.8㎝×高さ30.0㎝  、時代は1878年ごろ。

 

AJA(ART JUGEMENT ASSOCIATION)の鑑定書付き

 

1,100,000円税込

 

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オールドバカラ

 

19世紀後半、パリで相次いで開催された万博での成功をきっかけに、世界中の王侯貴族から多くの注文を受けたバカラの作品群を指します。「ベル・エポック(美しい時代)」と呼ばれ、最も職人達の技術は頂点に達していた頃に作られた作品は、ジャポニスムやアール・ヌーヴォー、アール・デコなど流行を敏感に反映しながらも、王侯貴族の宮殿などの豪勢な調度品と調和するようにデザインされています。必要以上に自己主張をせず、高い理念のもと高度な技術を駆使してつくられた作品は、今も世界中の多くの人々に愛され続けています。

 

AJA(ART JUGEMENT ASSOCIATION)

 

井村美術館(京都市左京区)先代館長が、その美しさに魅了されて年3回のフランス・イギリスでの買い付けを40年間続けて、オールドバカラのコレクションを完成させました。オールドバカラは母国フランスの国家資格を有する鑑定士でさえも知識が少ないのです。先代館長は、その美術的価値を広めることを使命とし、独自の研究成果をまとめた書籍の出版や、永年の研究で得た知識を基に日仏の専門家で構成した鑑定機関「AJA」を設け、今では一般からの作品鑑定も受け付けています。

 

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