出産祝いに。日本の伝統技術と最高級の素材が詰まっています

京人形師 關原紫光 へその緒人形 愛くるみ

 

日本では昔から、人はへその緒で母と繋がり、天と繋がると考えられてきました。おくるみに包まれた愛らしい赤子の姿をした京人形の胴体が、桐箱になっており、その箱を開けて、大切な臍の緒を納めます。新しい命の健やかな成長を祈る御祝の品として、喜ばれています。

 

おくるみに包まれて愛らしく微笑む人形の顔は關原さんが手描きして仕上げています。髪の毛は日本産の絹糸を京都の糸染め職人が染めた「關原黒」で、可愛い童の髪型に結いました。衣装の半襟には「皇室献上品の紫陽花ちりめん」を使い、その中に神社で「魔除け之麻」に使われている日本の麻を入れました。着物は最高級の「梨地ちりめん」を。この絹布は糸1本に31中の生糸を使用し、4000本を経糸にして織り上げた布です。

おくるみには五泉市の羽二重を使用し、優しい風合いに仕上げました。「一生変わらない物を使いたいと思い、初代が数十年以上前から保存していた金糸を京都で探し、再現することが出来ました」と紫光さん。この金糸は、フイルムコーティングした箔を芯糸に巻き付け、その糸7本1000mを撚って1本にして、また、それを3本にして1本約300mに撚り上げた糸です。金の房は關原さんが飾り結びで仕上げました。胴体の桐箱は九州・日田市の最高級の職人による特別注文品です。

 

 

高さ16.5㎝×幅9.0㎝×奥行6.0㎝ 

  

130,000円+税 

 

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京人形師・關原紫光さんについて

 

父、關原紫水の後を継ぎ、京人形師に。NHKドラマ「恋する京都」制作指導、出演。

2004年「京羽子板」京都府の海外贈呈品に選ばれる。2009年〜11年、毎年パリで展示会に出展。2015年、米国ケースウエスタンリザーブ大学で稲盛財団支援の稲盛倫理賞の副賞に「祝賀」が採用される。2016年国宝・石清水八幡宮へ「応神天皇」「神功皇后」を奉納。

稲盛財団・京都賞の副賞に「祝賀」が採用される。2017年国宝・石清水八幡宮清峯殿にて關原人形展20周年記念として關原紫光―慈しみの「愛くるみ」展を開催。2018年国宝・石清水八幡宮清峯殿にて「初代天皇像に見る伝統と技」展を開催。2019年、国宝・石清水八幡宮清峯殿にて「伝統・新しい令和の時代へ」展を開催。